
マインドハグ協会アシスタント 認定講師
唐澤ひとみです。
10月21日に亀戸夢結カフェにて 矢場田先生マインドハグとくべつ授業が開催されました。
■授業中の印象的な場面
マインドハグとくべつ授業の始まりは、カフェならではの温かく和やかな雰囲気。参加された皆さんの拍手からスタートしました。
矢場田先生と参加者との距離も近く、お互いの息づかいまで感じられるような、あたたかなホッとできる空間。
当日皆さんが思い思いのぬいぐるみやクッションなどを持参し、それを抱えながら参加する姿も印象的でした。
矢場田先生のマインドハグが進むにつれて、少しずつ表情がやわらぎ、呼吸もゆったりと変化。自分の内側に意識を向けながら、感じたことを言葉にする場面も増えていきました。
「自分が今まで感じたことのなかった、深い気持ちに気づけたような感覚になった」
そんな声からも、普段は意識していない心の奥にある気持ちに、ゆっくりと触れていく時間になったことが伝わってきます。
「日々の自分の頑張りをほめたり、寄り添ったりするプロセスを大切にしながら、自分らしく生きていきたい」
という言葉もあり、自分自身への優しさを、これからの日常につないでいこうとする思いが感じられました。
また、マインドハグを通して、自分の気持ちをありのままに受け止める安心感と、その安心を土台に小さな一歩を踏み出すことの大切さにも触れました。
自分に寄り添いながら、自分らしく前に進んでいく。その心地よさを、皆さん自身の体験を通して感じていただけたように思います。
■参加者の様子・変化
今回の参加者の皆さんは、普段は家族や仕事など、誰かのために頑張ることも多い方々。
だからこそ、改めて「私はどう感じているのか」「本当はどうしたいのか」と、自分自身に目を向けるマインドハグの時間は、とても大切なものだったと思います。
自分の本当の気持ちに気づくこと。
無理をしている自分に気づくこと。
必要な休息や安心を、自分に与えること。
「こうしなければ」に縛られすぎず、自分らしい選択をすること。
そんな小さな積み重ねが、自分を責めることから、自分で自分を支えることへとつながっていく。そんな大切さを、私自身も改めて感じることができました。
そして、自分の気持ちを大切にできると、相手にもその人なりの気持ちがあることに目を向けられるようになる。
自分を大切にすることは、自分だけで完結するものではなく、家族や友人など、大切な人との関係にもつながっていくんだなと、マインドハグを通して改めて教えていただきました。
マインドハグの時間は、心にとっての「栄養」のようなもの。
忙しい毎日の中で、いつの間にか後回しにしてしまう自分の心に目を向け、安心や自分への優しさを補給する時間。私自身も、こうした時間を日々の暮らしの中に取り入れ続けていきたいと思います。
カフェという場所だからこそ、日常から少し離れて、自分の心とゆっくり向き合える。そんな「心を整える時間」を、皆さんと一緒に過ごせたことが、とても嬉しかったです。
■アシスタントとして参加して
今回の特別授業では、やばた先生ご自身の経験談も交えながら、マインドハグについてお話しくださるので、実際の出来事と重ねながら聞くことができ、私自身にとっても気づきや学びの多い時間でした。
私は、マインドハグ協会のアシスタントとして、これまで学校でマインドハグを届ける中で見てきた子どもたちの姿や、印象に残っているエピソードをお話しする機会もいただきました。
子どもたちの何気ない言葉や、学校の先生との関わりをお伝えすると、参加者の皆さんがうなずきながら耳を傾けてくださいました。
「子どもの頃からマインドハグを取り入れられるといいですね。人生が大きく変わりそうです」「自分が子どもの時に聞きたかった」
そんな声もいただき、子どもの頃から自分の気持ちを大切にすることを知る意味について、改めて一緒に考える機会にもなりました。
また、学校での取り組みを知っていただくことで、マインドハグがどのような場所で、どんな人たちに届けられているのかをお伝えできたことも嬉しく感じています。
同じマインドハグでも、届ける場所や対象によって、その時間の形や伝わり方はさまざまです。
学校では、子どもたちが自分の気持ちに気づき、自分を大切にするきっかけに。
カフェでは、日々誰かのために頑張る大人が、少し立ち止まり、自分自身の心に寄り添う時間に。
学校、カフェ、地域など、それぞれの場所に合った形でマインドハグを届けていくことができる。今回の特別授業を通して、その可能性を改めて感じました。
マインドハグを必要としている人に、必要な場所で届けていく。
こうした活動が少しずつ広がり、一人でも多くの方が自分の心を大切にするきっかけになったら嬉しいです。
やっぱり、マインドハグって素敵♡これからも、さまざまな場所でマインドハグを届けていきたいと思います。
■亀戸から広がるマインドハグ
今回の特別授業の開催を温かく受け入れてくださったのが、夢結カフェを運営されているクリニックの小池先生です。
「マインドハグを亀戸発祥の地にしたい!夢結カフェで開催しましょう!」
そんな小池先生の声に、矢場田先生も「いいですね!やりましょう!」と意気投合され、今回の特別授業が実現しました。
当日は、小池先生ご自身のこともお話しくださり、「自分自身も愛着障害である」と、これまでの経験を率直に話してくださいました。
普段、医療の現場で身体と向き合っている小池先生だからこそ、心と身体のつながりについてのお話も、とても興味深いものでした。
その中で教えていただいたのが「心拍変動」についてです。
マインドハグをする前と後で心拍変動を測ってみるのも面白いのではないか、というお話がありました。
心拍は、一定に保たれているほうが良いと思われがちですが、実は「揺らぎ」があることも大切なのだそうです。
一定ではなく、適度に変化し、揺らいでいる。
そのお話を聞いて、私は「心も同じなのかもしれない」と感じました。
いつも穏やかでいなければならない。
いつも前向きでいなければならない。
そうではなく、嬉しい日もあれば、悲しい日もある。イライラすることもあれば、不安になることもある。
いろいろな感情が揺れ動くことも含めて、自分の心なのだと思います。
マインドハグは、そんな自分の気持ちを「良い・悪い」で判断するのではなく、まずは「今、私はこんなふうに感じているんだね」と気づいてあげる時間。
小池先生のお話を伺いながら、改めてマインドハグの大切さを感じました。
身体を大切にするように、心にも目を向ける。
心と身体、どちらも大切にしながら、自分自身の安心を育てていく。
そんなマインドハグが、子どもや家庭だけでなく、医療に関わる方々にも知っていただく機会が少しずつ広がっていったら素敵だなと思います。
身体を診る場所にも、心を大切にする視点を。
「亀戸発祥の地にしたい」と言ってくださった小池先生の言葉を胸に、ここ亀戸からマインドハグが少しずつ広がっていく未来を思うと、今からとてもわくわくします。

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